英会話初心者がガンダムの名言「親父にもぶたれたことないのに」を英語にする

こんにちは、絶賛英語勉強中のヤニックです

 

今回はアニメの名言を英語で表現するシリーズ

第二回として

機動戦士ガンダム、第9話 翔べ!ガンダムでアムロ少年が放った一言

 

「親父にもぶたれたことないのに!!!」

 

を英文にしてみようと思います。




いつものどうでもいい余談

ガンダムを知らない人でも何かで耳にしたことがある言葉だと思いますが

正確には

 

「ぶったね…」

「二度もぶった…!!」

「親父にもぶたれたことないのに!!!」

 

という三段活用的な言葉です。

物語を知らないとわかりにくいかもですが、当時、アムロくんはまだ16歳で反抗期の真っ只中

本来、平和主義で戦うことが嫌いなのに、上官であるブライト艦長に無理にでもガンダムに乗れと命令されますがそれを拒否

平手打ちを食らい

 

「殴ったね・・・」

その後のブライト艦長の

「殴って何故悪いか」

 

も実は名言です。

言い返したらさらにもう一発叩かれてのこの言葉です。

 

ブライト艦長も、アムロがガンダムに乗らないと艦内の人間を守ることが出来ないので必死だったんです

ブライト艦長も悪くはない

悪いのはすべて戦争なんです

はい

 



別に受身形で作文しなくても大丈夫っぽい

僕は

 

「親父にもぶたれたことないのに!!!」

 

 

「今まで一度も父親にぶたれたことがありません」

 

と考えてこう英文を作りました

 

I have never been slapped to my father.

 

現在完了形に一度も~ないのneverを付けると

「今まで一度も○○したことが無い」になりますが、このままだと違和感があるので、引っ叩くという動詞を受け身型にして。

I have never been slapped to my father.

としてみました。

 

直訳すると「今まで一度も父親に叩かれたことがありません」になりますが、でも、なんかしっくりこないんですよね。

言葉として行儀が良すぎる気がします。

アムロくんのひねくれた感じが出ないんですよね。

 

 

外国人の方はどう訳すだろうとネットで調べてみたら

 

Even my father has never hit me.

 

と訳されてる方がいました・・・・だいぶ違いますね。

まず主語が父親になっています。

僕の文章と真逆ですね

 

I have never been slapped to my father.

「私は今まで一度も父親に叩かれたことがありません」

My father has never hit me

「僕の父親は今まで一度も僕を殴ったことがありません」

 

意味はほとんど同じですが、後者のほうがすっきりした文章です。

僕は「殴られた」に引っ張られすぎて受身形で作文しないとなのかな?と思って、アムロを主語にしましたが。

同じような意味になるなら、父親を主語にしても別に良いんだなって思いました。

Evenって何?聞いたこと無いんだけど

そして、頭に着いている

 

Even

 

これなんぞ?

目が点になりました。

こういう中学英語に無いことをされるともうお手上げです。

 

で、調べてみるとEvenはいろんな使い方があってネイティブでもよく使う言葉のようです

ここでの意味は「~でさえ ~ですら」という強調の意味で使われていて

 

Evenは強調したい名詞や一般動詞目的語の直前に置いて、その語句を強調する働きがあります。

 

今回の場合

my fatherの直前に置かれているので

父親”でさえ”殴られたことが無いのに、というアムロらしいひねくれた性格を表す重要な単語になってるんすね。

うん、evenがあるだけでだいぶひねくれ感でますね。

 

日本語でも

~でさえ

~ですら

は、いやみったらしく言いたいときに使う言葉なので、このEvenは絶対覚えたほうが良さそうです。

いや、嫌味を言う時以外にも使えますけどね。

 

んで

英語初心者の僕としてはこう思うんです

evenってどこに置いてもいいの?

例えば、さっき僕が作った英文

 

I have never been slapped to “even” my father.

 

でも似たような意味になるのかな?

って疑問に思うんです。

 

 

色々調べた結果、強調したかったら、とりあえず置いておけばいいみたいです。(これ間違ってるかもなのでそのときはご指摘ください。)

まぁ、多少文法的に間違っててもevenを使えば、その単語を強調できるってのは今回大きな学びでした。

 



youtubeでも確認してみる

で、最後にyoutube上に、英訳が付いた動画があったので、それでも確認そてみましたが

その動画では

 

Even my dad never hit me!

 

ってなっていました

えっ????

have(has)は?

fatherがdadになってる以外はほとんど同じですが、肝心の現在完了形のhaveがありません。

なんでだろう?

口語文的に書くときは省略しちゃうのかな?

 

neverが付いてるから別に無くてもわかっるっしょ的なニュアンスなんですかね。

正直調べても良くわからないので、詳しい方よかったら教えてください。

まとめ

というわけで今回の名言シリーズ第二弾では

「親父にもぶたれたことないのに!!!」

を作文してみました。

 

最初僕は

I have never been slapped to my father.

「私は今まで一度も父親に叩かれたことがありません」

と作文しましたが、アムロのひねくれたニュアンスが出てないのが不満でした。

 

その後でネイティブ方の作文を見ると

Even my father has never hit me.

「父親でさえ一度も僕を殴ったことがありません」

と、主語を父親にしてスッキリした文章に

そしてevenをmy fatherの直前に付けて~でさえと、アムロのひねくれ感を出していました。

 

最後にyoutubeで字幕を確認したらこうでした

Even my dad never hit me!

何故か現在完了形のhaveが消えていました。

理由はわかりませんが、省略しても意味が通じるからなのかな?

と勝手に推測しています。

 

というわけで

次回は、JOJOの奇妙な冒険からこれも、知る人ぞしる名言

「お前は今までに食ったパンの枚数を覚えているのか?」

を作文してみます。

現在完了形で経験を問う形で作文できそうです

 

 



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