二人暮らし2:宝くじと準備

こんにちはヤニックです

 

不定期連載中の日記、第二弾です

第一弾

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二人暮らし1:刎頸の友

 

昨日は、嫁が宝くじを買いたいと言うので、名駅のチャンスセンターへわざわざ宝くじを買うためだけに、名古屋駅まで出かけた。

宝くじと言えば、僕はこれまで一度も購入したことが無い、当たると思えないし、絶対的に無駄なものだと思っているから、生来の理屈屋で合理主義、それが投資とビジネスを始めたことで拍車がかかった、そうなったらもう宝くじは買えない

稲妻に当たる確率より低いだとか、飛行機が墜落する確率より低いだとか、そういった合理的な指標を持ち出しては、宝くじを買わない理由としている。

良く言えば堅実だけど、悪く言えば夢のない男、昔はもう少しマシだったんだけど、会社を止め、フリーになってから拍車がかかった、誰も守ってくれない状況において、理を優先することは自然の処世術

 

「だったら、奥さんに付き合ってわざわざ名古屋まで出かけるなんて、合理的な行動とは言えないんじゃない?」

 

と思った人は察しが良い、宝くじは「当たらない」と思い込んでる人が買っても絶対に当たらないと思う、「当たる」と本気で信じているから、当たるのだと思う、そう嫁はまさに後者、本気で一等が当たると信じている。

いや、中途半端な冗談とか、あたったら良いよね~みたいに、半分本気とかってレベルじゃなく

 

本当に当たると思ってる

 

僕は、本気で当たると信じている嫁を信じている、だから嫁に協力するし投資もしている、一部お金を出して代わりに買ってもらっている、理屈としてはあってると思う。

 

彼女は夢を買う女であり、僕はそれに投資する男なのだ

 

チャンスセンターに向かう途中、「縦バラ」とかいう宝くじの買い方を、僕に意気揚々と解説し始めた、ウンウンと話を聞きながら「そんな説明、僕にしても意味ないんだよ」と心の中で思っていた

嫁は、僕が一通りの話を聞いてくれたので嬉しそうだった

もう付き合いは長い、嫁だって僕のことをよく知ってるから、僕が宝くじの話に興味が無いことくらい分かっている、話を聞いてくれるだけで嬉しいのだろう。

 

「宝くじ当たったら何に使おうね?」なんて話してる時は、正直楽しい、この楽しい一時が買えるなら、数千円の出費は悪く無いなといつも思う。

 

昨日、忘れていたSGムービングに申し込んだ、荷物の引き渡しが11/5なので、準備期間が5日も無い・・・嫁には悪いなと思ったが、やってしまったものはしょうがない。

思った以上に日数がないことを知ったのか、慌ててスーツケースを出しては準備をし始めた、旅行の準備は全て嫁に任せている、そう言えば、今回は新しくアイテムを追加した。

嫁が欲しがっていた酔い止めのバンドをアマゾンで注文した

 

 

今回は石垣島の下船がテンダーボートで僕たちは初体験、テンダーボートはどうやらかなり揺れるらしく、乗り物に弱い嫁は、せっかくだから、とシーバンドを試してみたいようだ。

そうやって、せっせと準備をしていることで、嫁のテンションはどんどん上がっていく、旅行に向けてのウキウキ度が上がっていくわけだけど、それをひどく冷めた目でみる僕、僕は、その日になるまでテンションが上がらないタイプで、この温度差は、出発当日まで拡がるばかりなのである。

これもまた、我が家のいつもの光景

全然テンションを上げない僕を見て、嫁は不満そうだが、いつものことなのでもう諦めている。

 

今日は雑炊なの?と嫁

昨日の鍋の残りがあるから聞いてくる

さては、ラーメンが食べたいのだな、とすぐに察しがついた。

僕は雑炊派であり嫁は麺類派なのだ、雑炊派の理由は、作るのが簡単だから、ここでも合理主義。

 

「ラーメンが良いの?」と僕、嫁は黙ってうなずく。

じゃあ、名古屋駅の帰りにスーパーに寄ってラーメン買いに行こうか、ザーサイも買っちゃおう!!

嫁の嬉しそうな顔を見て、僕もうれしくなった

 

鍋が美味しい季節って良いですよね

 

続く

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二人暮らし3:アナログ夫婦と国語力と自己顕示欲の終着点

 

 



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