台北・龍山寺の厳しいおみくじは当たると評判、正しいやり方とは?

こんにちは、奈月です。

 

私が台湾に旅行して、一番スッキリしないと言うか、上手くできなかったな~と思ったのは、おみくじです。

日本の神社のおみくじって、引くだけで良いじゃないですか。

でも、台湾のおみくじは色々と決め事が多くて、フルにしっかりやった事が無いんですよね。

 

龍山寺っていう台北でNo.1とも言われるパワースポットとして有名なお寺に、おみくじのやり方がちゃんと書かれていました。

日本語で書いてありましたが、やっぱり正式なおみくじはルールが厳しいっ。

でも、こちらのおみくじは当たると評判なんだそうですよ。

ぜひ引いてみたいですよね。

 

という訳で、大変そうだけど当たるなら引いてみたい、龍山寺の正式なおみくじのやり方について紹介します。

観光客にはありがたい、簡易式籤引き方法についても書いておきますね。




龍山寺でおみくじをしてる様子を動画で見る

動画の方が分かりやすいという方はこの動画をどうぞ

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7分30秒あたりからおみくじを引いてる様子が確認できます

龍山寺の厳しいおみくじ

日本人の私からすると、台湾のおみくじって大変だな~と思ってしまうんですけど。

大変だけど当たる、と評判なのが龍山寺のおみくじ。

当たるなら、是非とも正しい方法でやりたいですよねっ。

ちなみに、龍山寺のおみくじは、当然ですが中国語で書かれています。

くじの内容が分からないじゃん、と思うかもしれませんけど、台湾の人でも一般の人にはくじの内容って、大体しか分からないそうです。

そのため、解籤所というおみくじの解説をしてくれる場所があって、そこで籤の解説を聞くまでのところがおみくじの流れなんだとか。

 

解説も基本的には日本語じゃないそうなので、私達はくじの「大吉」とかの部分を見ると良いですね。

龍山寺のおみくじは、「大吉→上上→上→中下→下下→空白」という順番で「良い→悪い」となっているんですって。

第30首と籤番号が書かれている下に、大吉などの文字が入ります。

写真は一番良くないと言われる「空白」なので、何も書かれていません。

他の部分も漢字なので何となくこういう感じの事が書いてあるな~というのは分かりますね。

龍山寺のおみくじの正しいやり方

では、龍山寺に書かれていたおみくじのやり方を見てみましょう。

赤枠の部分が籤引きの方法です。

 

分かりやすく書き出してみると、以下の通りです。

1.氏名・住所・生年月日・願い事を言ってから、神筈(赤い半月形の木片)2個を落とす。聖杯(表と裏の組み合わせ)が出たらおみくじを引ける。それ以外はダメ。

2.くじの筒から一本引いて、そこに書いてある番号を覚えてから戻す。そのくじで合っているか、もう一度神筈を落として確認。聖杯が3回連続して出ればOK(最難関)

3.先ほどおぼえた番号のくじを籤棚の引き出しから取る。

4.おみくじ解説所で内容を説明してもらう。

 

公式には、こうやっておみくじを引くのが正しい方法なんですね。

 

一見、そんなに厳しくないじゃん、と思う方もいるかもしれませんね。

これの何が厳しいのか・・最初から見ていきましょう。

※台湾の人の中でも様々なやり方があるそうなので、それを踏まえた上でご覧ください。

1.お願い事を拒絶された場合が悲しい

まず、1番の項目。

お願い事を言って、聖杯という状態になれば問題なくくじが引けるんですけど・・。

神筈の結果のパターン表。

一番左の聖杯(表と裏)の組み合わせがOKサインですね。

 

聖杯が出なかった場合、その日は籤を引いてはいけないという解釈もあるそう。

おみくじを引きたい!と意気込んで来て引けなかったらがっかりしますよね。

しかも、観光で来た場合だと別の日に来るのが難しい場合もあります。

 

そのせいか、神筈を3回やってみて1回でも聖杯が出ればOKとする解釈や、お願い事を変えればもう一度神筈を落としてOKという解釈もあります。

これなら、その日におみくじを引くに至る可能性がありますからね。

 

おみくじを引く場所で見ていると、現地の方っぽい人でも、何度も何度も神筈を落としている人がいらっしゃるので、そういう解釈なのかな。

説明書きにも、お願い事1個に付き1本の籤と書いてあるだけなので、お願い事を変えてみるというのは良さそうです。

筒の中に入った木の棒が籤。くじの横の缶に神筈が入っています。

2.聖杯3連チャンが困難

無事にくじを引くに至った場合でも、2番の項目の聖杯3連続が待ち構えています。

1番でなかなか聖杯が出なかった人はこの時点で数回投げている状態・・ここからの3連チャンってなかなかハードですよね(笑)

 

この場合、3連続出るまで投げる方と、籤の数字が違うと解釈し籤を引きなおす方、そして最初からやり直すと言う強者もおられるそうです。

この3連続聖杯が、台湾のおみくじで一番大変なんじゃないかと個人的には思います。

ただ、だからこそ「当たる」と言われるおみくじなのかなとも思います。

何度も何度も一生懸命神筈を投げている方を見ると、それだけで何か叶いそうな感じがしましたよ。

 



観光客向けの省略したおみくじの引き方とは

この正しい手順、全部しっかりやろうと思うとやはり時間がかかります。

しかも、頑張ってやっても今日はおみくじが引けない・・という可能性もあるってことですからね。

 

それを慮ってか、「時間のない観光客は省略したやり方でもOK」とガイドブックに書かれている事があります。

これはまぁ、ありがたいと言えばありがたいですね。

 

観光客向けに省略すると、

1.氏名・住所・生年月日・願い事を言ってから、神筈(赤い半月形の木片)を落とす。3回投げて聖杯(表と裏の組み合わせ)が出たらおみくじを引ける。

2.くじの筒から一本引いて、そこに書いてある番号を覚えてから戻す。そのくじで合っているか、もう一度神筈を落として確認。3回投げて聖杯が出ればOK。

で、3以降は従来通りというやり方にしている所が多いみたいですよ。

 

これなら何とかできそうですよね。

あまり時間が無いという方はこの方法で引いてみてくださいねっ。

 



おみくじ解説所の様子

龍山寺のおみくじ解説所の様子です

土曜のお昼にいったからか結構並んでいました。

基本台湾語、中国語でしか解説してくれないそうですが、土日は日本語解説もいるそうです。

今回、そこまで確認出来たわけではないので、絶対に日本語で解説してほしい、という方は事前に調べて見てください。

 

最後に余談ですが、私もいつも観光客向けバージョンでやりますけど、1番で聖杯が出なかった事がありました。

その時は、お願い事を変更して何とかおみくじを引かせてもらったのでした。

おみくじ引けて良かったとその時は安堵しましたが、引けなかったとしても、それはそれで旅の楽しい思い出になったかもしれませんね。

 

今回の情報があなたの旅の参考になったのならうれしいです。

 

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