
こんにちは、奈月です。
私が台湾旅行で一番最初に行った寺院が、行天宮という寺院でした。
これは一番行きたかったというワケじゃなく、たまたまなんですけど。
台湾の寺院って、お参りの作法とかおみくじの引き方とかガイドブックを見るとややこしそうですよね。
でも、行天宮のように観光客が多い寺院に最初に行って良かった、と思いましたよ。
しっかり参拝方法やおみくじの引き方の説明書きがありましたからね。
では、実際に訪れてみて分かった、行天宮のお参りの作法やおみくじの引き方について紹介していきますね。
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少しだけですが、13分10秒あたりから行天宮の様子が収録されています
最初に行天宮へ行って良かったと思った理由
まず、私が台湾で最初に行った寺院が行天宮で良かった、と思ったのにはワケがあります。
行天宮は、台北駅からそんなに離れていなくて便利な場所にあるせいか、観光客も多いと推測されます。
その為、案内がしっかりしているんですよね。
こんな感じで、参拝の作法を書いてある看板が立っています。
日本語じゃないけど、写真があるので分かりやすいですね。
お参りの順序が書いてある寺院は多かったですが、参り方の詳しい説明がある場所って、あんまりなかった気がします。
これがあったので参拝方法が分かって安心でした。
これだけじゃなく、おみくじの引き方もしっかり書いてあって、分かりやすいんですよね。
観光客に優しい寺院だな~と思いましたよ。
行天宮の参拝方法
では、行天宮の参拝方法について詳しく見ていきましょう。
まずは、お参りの順番。
台湾のお寺はこの順番がちゃんと決まっているところがほとんどですよね。
行天宮のお参りの順番を書き出すとこんな感じ。
1.天公(前殿、一番偉い神様)
↓
2.五聖恩主(正殿の真ん中)
↓
3.關聖太子平(正殿に向かって右側)
↓
4.周恩師倉(正殿に向かって左側)
天公は前殿の方角なので、行天宮の入口から入ってくると、振り返るような形で参る事になりますね。
正殿に背を向けてお参りするのがちょっと不思議な感じです。
ちょうど行天宮に入った時に撮影した写真。(前殿から正殿側を見た状態です)
天公にお参りする人達がこちらを向いて参っているのが写真でも見てとれますね。
行天宮の主神は、2番の五聖恩主の中の關聖帝君で、三国志の関羽の事ですね。
商業・金運の神様と言われていますので、一生懸命お参りしておきたいっ。
参拝の方法は、「三跪九叩禮」という方法だそうです。
ちゃんと参拝場所に写真つきの案内も立ててありますけど、行天宮の紹介動画を見た方が分かりやすくて良いかな。
簡単に書き出すと、
1、合掌して礼拝
2、礼拝台に膝をつく
3、3回頭を下げる
4、1~3を3回繰り返す
というやり方なんですね。
男性と女性のやり方がちょっと違ったりするので、動画を見ておくと分かりやすいです。
また、結構深く頭を下げるので、女子は短いスカートよりロングスカートかズボンの方が安心してお参りできそうですね。
私が行天宮にお参りに行った時は、日曜日だった事もありすごい人で、膝を乗せる参拝用の台も人の行列で見えないくらいでした。
あまりに人が多かったので端っこで立って簡易的にお参りさせていただきましたけど、今度はもう少し空いている時を見計らって行って、しっかりお参りしたいな・・。
行天宮のおみくじの引き方
次はおみくじの引き方です。
中国語で書いてあるんですけど、漢字なので大体分かりますね~。
おみくじの引き方
1.杯筊(赤い三日月形の木片2個)を持って、氏名・生年月日・住所・おみくじで聞きたいお願い事を1つ言う(思い浮かべる)
2.杯筊を落として、聖筊(裏と表の組み合わせ)が出ればおみくじを引けます。
3.竹のおみくじ棒を引いて先端に書いてある番号を覚えてから戻す。
4.おみくじの番号が合っているかどうか、再度杯筊を落として尋ねる。
5.聖筊が出ればOK。出なければおみくじを引きなおす(聖筊が出るまで)
6.OKの出た番号のおみくじを棚からもらう。
日本のおみくじと違って、スッとは引けないんですね~。
1番では、神様への自己紹介をしてからお願い事を言って「おみくじ引いても良いですか?」と尋ねる形で赤い木を投げるそうです。
最初だけでなく、クジを引いてからも「これで合っていますか?」と尋ねるところが興味深いですね。
聖筊がすぐに出れば良いですが、なかなか出ないと時間がかかります。
おみくじをひいている人をたくさん見かけるような気がするんですけど、観光客も多いですからね。
現地の方は頻繁に引くものじゃないんですよね、きっと・・。
ちなみに、おみくじは当然ながら中国語で書いてありますので、内容はよく分からないです。
せっかくここまでの過程をクリアしても内容が分からないなんて・・と思うかもしれませんが、大丈夫。
上上とか下下とか日本で言うところの大吉などの場所は分かりますし、漢字なので、何となく意味は分かりますよ。
くじの解説所には、日本語を話せる方がいる場合もあるそうですから、一度日本語OKか聞いてみるのも良いかも知れませんね。
行天宮の基本情報
では、最後に行天宮への行き方等、基本情報です。
住所:台北市民權東路2段109
営業時間:4~22時半頃(年中無休)
アクセス:地下鉄(MRT)行天宮駅から徒歩5分ほど
公式HP(日本語):https://www.ht.org.tw/jp/p1_about.php
※基本情報は変更になる場合があります。
そうそう、行天宮の公式HPの「濟世服務」の所におみくじの引き方が、「敬神禮儀」の所に参拝方法・順番などが紹介されているので、心配な方は予習しておくと安心ですよ。
まぁ、現地に案内がしっかりあるので、そこまで心配しなくても大丈夫ですけどねっ。
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