こんにちは、奈月です。
船酔いしやすいと、クルーズって躊躇してしまいますよね。
私も船酔いしやすくって、恥ずかしながら大型のクルーズ船でも船酔いしたことがあります。
そんな船に酔いやすい私でも、2017年9月にコスタ・ネオロマンチカに乗船しました。
実際に乗ってみた感想として、船酔いしやすさや船酔いの際の対応について書いていきますね。
コスタ・ネオロマンチカは揺れる?
豪華客船・クルーズ船のQ&Aなんかには、クルーズ船は船酔いしにくい設計になっていると書かれています。
もちろん、かなり揺れは抑えられているとは思うんですが、全く揺れないかというと、やはりそんなことはないです。
私は特に酔いやすい方なので、揺れに神経質なんだとは思いますが、10万トンを越える大型の船でも沖に出るとやっぱり多少揺れを感じるんですよね・・。
コスタ・ネオロマンチカは、6万トンにも満たないので、サイズ的には中型船。
乗船する前から、揺れるだろうな~と心配しながら乗りました。
でも、思ったよりは揺れないな、というのが正直な感想です・・・でもそれは今回乗船した季節や、波の状態が良かっただけとも言えます
揺れて毎日気持ち悪いような状態だと、船旅を楽しめないと思いますが、海が穏やかなら、気になるほどではないですね。
結局のところ、コスタネオロマンチカだから揺れるとか、ダイヤモンド・プリンセスは揺れないとかそういうことは無くて、船の種類ってあんまり関係無くて、気候や海の状態によって左右されるんで、船はあまり関係ありません。
どんな船でも、揺れる時は揺れます。
私が乗船したのは、毎日どこかの港に寄港する航路で、船での移動が寝ている間ばかりだったのが良かったのかもしれませんね。
関連記事⇒コスタネオロマンチカ、船酔いもスパで撃退&浴衣ナイトの博多寄港日
太平洋航路は揺れやすい?
これはコスタ・ネオロマンチカに限った話じゃないんですけど。
以前、旅行会社のクルーズツアーガイドさんに聞いたところ、太平洋側の航路は揺れやすいそうです。
また、季節によっても揺れやすい季節があるそうです。
日本の近くだと、4月頃の太平洋側が揺れやすいなんて聞いたことがあります。
日本海側はあまり揺れると聞いたことがないですが、冬は日本海側の方が波が高いとも言われているので、揺れやすいと思います。
私が日本海側航路でコスタ・ネオロマンチカに乗船したのは9月でしたので、時期的には良い時期だったかもしれませんね。
そんな感じで、季節・航路・天候等によって同じ船でも揺れる場合と揺れない場合があります。
酔いやすい人は、船酔い対策は必須です、大した荷物にはならないと思うので、お守り代わりに入れておいてください。
船酔い対策は万全に
私はどんな乗り物でも酔いやすいんですが、普段車や電車・飛行機などの乗り物に酔わない人もいますよね。(羨ましい・・)
でも、普段の乗り物で気分が悪くならない人でも、船の揺れには耐性がない人がほとんどなので、船酔いになる可能性って実は高いんですって。
ですので、「乗り物酔いならない」と思っている人でも、お守りがわりに船酔い対策はしっかりしておいたほうが良いですよ。
私はいつも、酔い止めのお薬を持っていくようにしています。
酔ってからでも効くタイプがオススメ。
お薬が嫌いな方は、シーバンドを試してみてください。
シーバンドは、私は試したことがないんですけど、一度使ってみたい商品。
私も次回の船旅用に購入しようか検討中です。
売店で販売している船もありますけど、お値段がかなり違いますので、乗船前に購入することをオススメします。
船酔いで辛い時はゲストサービスへ
酔いやすい方は、飲み慣れた酔い止めを持参するのがマストです。
でも、もしもお薬を忘れたとか、足りなくなったという場合は、ゲストサービス(コスタ・ネオロマンチカの場合はカスタマー・サービス)でもらうことができます。
ただし、船でもらえるお薬は、基本的に外国製のお薬だと思っておいたほうが良いです。
私が利用した時は、カスタマーサービスで「船酔い(Seasick:シーシック)」と言えば、何時間分かを聞かれて、その分のお薬をもらう事ができました。
実際にコスタ・ネオロマンチカでもらったのは、上のカプセルタイプのもの。
何の表記もなかったので、どこの国のお薬かは不明。
ただ、外国のお薬は全般的に日本人には強めだと言われるので、これはあくまで緊急用と考えてください。
もらったお薬を飲んだために、せっかくの船旅を丸一日眠気と闘いながら過ごした知人もいましたので・・。
船酔いしないための工夫を
最後に、船酔いしないための工夫をいくつかご紹介しますね。
◎なるべく揺れの少ない船の中心で過ごす
当然ですが、船は端に行くほどよく揺れ、高層に行くほど揺れやすいです。
なので、なるべく揺れの少ない船の中心で過ごすと酔いにくいです。
コスタ・ネオロマンチカで言うなら、ジムやカジノのある8Fのバーや9Fのコーヒー&チョコレートバーあたりが良いですね。
おしゃれで可愛い内装のコーヒー&チョコレートバー
◎進行方向を向く・遠くの水平線を眺める
船の進行方向と同じ方向を向くのも船酔い対策には良いと言われています。
プールサイドの椅子に寝転がってのんびり・・という場合も進行方向を向いた場所を選ぶと良いですね。
また、屋外デッキで過ごす場合は、ぼんやりと遠くの水平線を眺めるのも船酔い予防には良いんですよ。
船酔いしやすい方でも、比較的酔いにくいクルーズ船での船旅。
思い切って、対策バッチリで出かけてみては?
P.S.
あ、そうそう。
これは余談ですが、「下船酔い」と言って、船から降りた後にも地面が揺れているように感じる事があるので、船酔いしやすい人は、これにも注意してくださいね。
帰りの道中の分のお薬も忘れずに!
コスタネオロマンチカに関する情報や旅行記は
ここにすべてまとめています、実体験した情報ばかりです。