こんにちはヤニックです
不定期連載中の日記、第11弾です
第10弾
↓↓↓
外国とは不便な場所ですよね。
どこの国に行っても、まず、間違いなく不便な思いをします。
というより、日本が便利すぎる・・というか・・・最近は度を超して、完璧主義というか、潔癖というか、やりすぎなくらい、過剰なサービスな気がして仕方がありません。
スーパーに行っても
レジで
牛乳を横にしてもよろしいですか?いちいち聞かれる
言わなくても、豚肉を透明のビニールに入れてくれるし。
お箸はお付けしますか?
ドライアイスは?
◯◯は大丈夫ですか?
と、そこまでしなくても、金額さえ間違ってばければ文句は言わないよ・・・というか、質問攻めにしないで・・・疲れるから・・と思っています。
でも、そういうのを言うのも悪いと思うので、黙って、ハイ、ハイと答えるんだけれど、正直、過剰だと思う。
でも、スーパーもそうせざる得ないからそうしているわけで
一番口がうるさい人に合わせているからそうなんだろうな
と思う。
結局、一番口うるさい人に合わせるから、どんどんと完璧に、過剰に、ギスギスに、きっちきちに、潔癖に、やりすぎになるんだろうな・・・
でも、口うるさくなるのも、わかるんです、だって、日本って本当に完璧なサービスだから、ちょっとでもダメだと、目立つんですよね。(だからっていちいち言わないけど、目につくことは目につく)
それって、あんま良くないよなぁ・・・って思います。
だって、疲れるじゃん
やるほうも、受ける方も、完璧なサービスが行き着く先は、消耗しか無いような気がしません?
やる方は、どんどん完璧なサービスをしなきゃいけなくなるし、神経をすり減らさないといけない。
受ける方は、どんどん細かいことが気になって、クレーマー体質になる
そういうのって疲れません?
僕は嫌なんですよね、そういうの。
だから、外国のちょっと不便くらいが実は心地良いです。
アメリカのスーパー、笑顔の1つもありません。
無愛想な顔で、淡々とレジを通す、喋る時は、お金のやり取りだけです。
めっちゃ混んでても、急ぐ素振りなんて欠片も無し。
不便だなって思う時もあるけど、まぁ、こういうもんかとも思う。
ガソリンスタンドのやり方も全然わからないし、スタッフに聞くと何故かキレられるし、ほんと意味不明、でもそれが外国という場所。
どこにも自販機がないし
簡単に水が買えないし
両替は出来ないし
高額紙幣を使おうとすると断られるし
トイレはどこにも無いし
注文は間違えられるし(それに対して悪びれることも無いし)
店員はべらべら喋りまくってるし
呼んでも無視するし
愛想無いし(なのにチップは必要だし)
お釣りはよく間違えるし
おしぼりなんて絶対に出てこないし
メニューに写真が無いのは当たり前だし
日本のほうが圧倒的にサービスに関しては勝っています、勝っているんだけど、なんだろう、別に僕は外国のそういう感じ、苦にならないです。
だって、向こうが完璧じゃないんだから、こっちも完璧じゃなくてもいいんだって思えるから。
こっちが、ちょっと間違えても、ああ、ごめん、ごめん、で通る、だって、お互い様じゃんか、ゆるゆるなのは。
僕もゆるく考えられる、ちょっとくらい言葉を間違えても気にしないし、ちょっとくらい迷惑かけても気にならない、そういう寛容さが外国にはある。
外国に行くと今の日本人に欠けている、「何事にも寛容になる」という部分を思い出すきっかけになります。
完璧主義になりすぎてギスギスするくらいなら、ちょっとゆるいくらいで、お互いに寛容なのが気が楽です・・・僕は。
外国は「相手に多くを求めない」という雰囲気が根底に流れているような気がします。言い方が悪いですが、多くを期待しないというのがあると思うんですよね。
それに対し、日本は真逆、多くを求めるし、多くを期待する、期待に応えられなければギャーギャーとわめく、騒ぐ
あとでこっそりクレーム入れる
なんだかなぁ・・・って思いますよ、ほんと、最初から多くを求めなければ、些細な事なんて気にならなくなるんですけどね・・・。
ダイヤモンド・プリンセスなどの外国の船に乗っていると、ものすごく些細な事で、文句をぶつくさ言ってる人を見かけますが
そんなに文句があるなら
日本から出るの止めたら?
って思って見ています。
些細のなことでクレームつけて、疲れないのかな?
それで旅が本当に楽しいのかな?
ちょっと寛容になるだけで、旅は、嫌な思い出より、楽しい思い出がたくさん増えるんだけどなぁ・・・ああいう人はきっと、一生わからないんだろうなぁ・・・
続く
↓↓↓