こんにちはヤニックです
2014年から毎年ハワイに3週間の長期滞在しています。
訪れたレストランはおそらく100軒は超えています
これまで訪れたレストランはここにまとめています
外国のレストランは日本と全然勝手が違いますよね。
ハワイのレストランに入りたいけど、怖くて中々入れないという方もいらっしゃると思います。
今回は、僕がまだ右も左も分からなかった頃の、レストランで困ったエピソードを10個まとめて解説もしてみました。
目次
ウエイターを呼んでも来てくれない
僕がハワイで一番戸惑って、長く慣れなかったのがこれです。
日本の感覚とだいぶ違うんですよね。
日本はチップが無いので、 誰を呼んでも近くにいるスタッフがすぐ対応してくれますが
ハワイはチップが関係してくるので、日本の常識は通じません。
基本的に、 1組の客に対して、一人のスタッフが全部お世話してくれます。
なぜ、そんな仕組みになってるかというと
多分、ほかのスタッフが手を出してしまうと、チップで揉めるからだと思います。
自分は一生懸命接客したのに、あいつが手を出したせいで、チップが減ったじゃいか!!
ってことがあるといけないので、最初から最後まで、1組の客に対して、一人のスタッフが全部お世話してくれるのだと思います。
なので、ちょっとお願い事をしたときに、近くのスタッフを呼んでも、そのスタッフが担当じゃなければ来てくれません。
親切な人なら、担当のスタッフを呼んで来てくれます(このパターンが多い)
いくら暇そうにしてても、担当じゃなければ絶対に来てくれません
なんであの人(担当外)は暇そうなのに来てくれないのか?と不満に思うかもですが。
そういう背景があるので、仕方ないのです。
なんで声を掛けてるのに来てくれないの?
チップでもめるといけないから、担当以外は基本的に来てくれないよ
基本的に、何か頼みたいときには担当のスタッフに声をかけるとスムーズです。
担当がいないときは、ほかのスタッフにお願いしても全然嫌な顔はされませんが
その場ですぐに対応はしてもらえないのだけは覚えておくと良いと思います。
そして、担当のスタッフに色々お世話をかけてしまったときは、チップをはずむのを忘れないようにしたいですね。
誰が担当なのかわかるの?
席に座ってから最初に話しかけてくる人が大抵担当になるよ
この動画の1分20秒あたりから気さくに話しかけてくる人が担当です
席を案内してくれる人は、席を案内してくれるだけの人なので担当ではありません
外国のレストランは日本と違って各々仕事の区分がきっちり分かれているので、それを覚えておくと戸惑わなくなると思います。
チップは別で渡すわけではない
さりげなくチップを渡すとか出来るかなぁ・・・
お会計とコミコミで渡してしまえば大丈夫
チップの支払いに関して
海外の映画なんか見てると、お会計した後に、チップをテーブルの上に置いて行ったり
あと、イメージ的には去り際にさらっと、手渡しするイメージがあるかもしれませんが
実際はそんなことありません。
実際の支払いは、食事代に税金、チップを含めた総支払額を一度に支払います。
去り際に、さっとチップを手渡しするのはあれはレストランじゃなくて
バレーパーキングとか、ホテルのポーターですね
全部コミコミの支払いをするので合理的になっています。
実際にレストランでお会計をしているシーンはこの動画の9分頃から確認できます。
トイレにカギがかかってることがある
高級なレストランではそういうことはあまりないですが
庶民的なレストランではトイレにカギがかかってることがよくあります。
防犯のためだそうですが、知らないとかなり戸惑います。
ワイキキのエッグスンシングスはカギがかかってました
一度
「トイレはどこ?」
と聞いたときに、場所を指さしながら、 謎の四桁の数字を言われましたが
ドアにロックがかかってるのを知らなかったので、四桁の数字が何を意味するのか戸惑いました。
店によってカギを渡されたり、パスワードを教えてくれたり、様々です。
トイレを使いたいときはなんて言えば良いのかな?
Can I use the restroom?で大丈夫、Restroom OK?でも通じると思うから恥ずかしがらずに聞いてみよう
トイレの場所を聞くとパスコードを教えてくれるか
カギを渡してくれます。
レストランとは関係ないですが、ワイキキ周辺で無料のトイレ探すの大変なので、関連記事を貼っておきます
店によっては勝手に着席していい店もある
ガイドブックにはこう書かれています
入り口で待って、スタッフに席まで案内してもらう・・・
確かに大抵のレストランはそうなんですが。
そうじゃない店もあります
知らないと焦るよ
焦るのは嫌だぁ・・・・
バーにカテゴライズされる店がそういう場合が多いんですが
(マイタイバー、シェラトンのラムファイヤー、サーフライダーのビーチバーなど)
店によっては自由に着席してもOKな店もあります。
そういう店では、入り口で待っててもだ~れも来てくれません。
たまにどうしていいかわからず立ち尽くしてる人をみます
すごく寂しい思いをすることになるので、こういう看板を見つけたら、勝手に座ってOkな店だと思って座りましょう。
予約の札がある席以外は勝手に座ってOKです。
動画で確認したい人はこちらをどうぞ
スタッフは呼ばないと来てくれないのかなぁ?
呼ばなくてもちゃんと来てくれるよ
自由着席の店でも、スタッフは基本的には何も言わなくても勝手に来てくれます。(忙しいとなかなか来てくれないですが)
これも、前述したように、担当の席が決まってるためです
自分のテリトリーはよく見てるので、新しい客がいたら、ちゃんとオーダーを取りに来てくれます。
それまでのんびり待ちましょう。
いきなり飲み物聞かれる、まだメニュー見てないのに
これは朝食系レストランに、ありがちなことですが
ウェイターがやってきて開口一番
「はぁい、今日は何飲む?コーヒー?ジュース?」
みたいにテンション高めに聞かれます・・・いや、その前にメニュー見せてください・・・・ってゆうか
飲み物は何があるんすか(白目)
的なことがままあります。
だから、ついつい・・・あああ・・・じゃあ・・・ホットコーヒーで!!って言っちゃうんすけど
もちろん、すぐに決められなければ、ちょっと待ってって言って待ってもらえばOKです。
なんて言えば良いのかな?
Give me some time.が一番発音しやすいと思う
他に「ちょっと待ってください」の良い方は
Just a moment.
Just a second.
Give me a minute.
などありますが、とっさに出てこないので。
Give me some time.が一番使いやすいです。
勝手にコーヒーをガンガン注いでくる
これも朝食系レストランにありがちなことですが
ホットコーヒーに限り、お代わり無料な店は多いですし
それが当たり前の設定みたいになってるので、特に飲み放題的なこともメニューに書かれていません。
お代わり自由なのは普通のホットコーヒーです
カップが少しでも空くと、ウェイターはガンガン注いできます
ちょ・・・え?・・・頼んで無いんですけど・・・
焦らなくても大丈夫
そうやって勝手に注いでくる店は飲み放題のお店です。
とにかく尋常じゃない勢いで注いでくれます。
いらないとゼスチャーしても
「いや、カラにしたら俺の負けだから」
的な勢いで注いできます。
あ・・・ちょっとでよかったのに・・・・そんなに飲めない・・・と思いながら、なみなみと注いでくれます。
カップが空になることはまずありません。
卵の焼き方を聞かれる
これも朝食系レストランあるある
卵料理を頼むとほぼ100%焼き方を聞かれます。
必ず聞かれる卵の焼き加減、心の準備が必要
答え方がわからないとめっちゃ戸惑います
おススメはオーバーイージーです
両面をさっと焼いて、中は半熟なちょうどいい焼き加減です
この動画の4分頃から焼き加減を聞かれているシーンが収録されています。
やっぱり英語で色々聞かれるのは怖いな
パターンを覚えれば大丈夫
この記事ではレストランでよく聞かれる英語をまとめています。
卵の焼き方に関してももっと詳しく解説していますので、併せてご覧ください
これは余談ですが
店によってはロコモコを頼んだ時に焼き方を聞いてくる店もあります、最初、肉の焼き加減を聞かれてると思って
「ミディアムで(*´∀`)b!!」
って言ったら、ちょっと笑われましたよ。
そういうこともあるんで注意が必要です。
メニューに写真が無い
メニューに写真が載ってない店は多いです、日本人が良く来る店は写真付きの店もありますが、無い場合も多いです。
日本語のメニューすらなければ、 英語で書かれたよくわからない文字だけのメニューから、自分が食べたいものを選ばなければいけません。
まるで何かのプログラムのようなメニュー、慣れないとどんな料理が出てくるのかさっぱりわからないっす
写真付きの店もあるけど、かなり少数派
最初はすごく戸惑うと思います。
文字だらけだと決める自信がないな・・・
メニューは絶対に事前に見ておくと良いよ
大抵のレストランは公式サイトでメニューが確認できます
「店名(英語)menu」と検索すれば出てきます。
僕たちは今でも初めてのレストランは事前にメニューを見てから行くことにしています。
英語が苦手な人はインスタの写真をみたりして
事前に何を頼むとどんな料理が出てくるか見ておくと、料理がイメージしやすいと思います。
お金をどこで払えばいいかすごくわかりにくい
お会計わかりにくいですね、慣れれば日本よりすこぶる便利でアメリカンスタイルの方が僕は好きです。
日本のように店の出入り口付近にレジがあって、そこに伝票を持って行ってお会計するレストランはほとんど見かけません。
ベトナム料理などの、一部アジア料理ではそういう店もありますが、かなりレアです。
ブーツ&キモズも日本と同じ、レジでお会計するシステムです。(10分40秒から確認できます)
ハワイではテーブルチェックが基本です。
日本にもテーブルチェックの店はありますが、ハワイのそれはまたちょっと違います。
黙ってても伝票は持ってきてくれますが、特に忙しいと、いつまでたってもお金を取りに来てくれません。
え?これどこに行ってお金を払えばいいの?
と慌ててる人を見かけたここともあります。
正解は、その場に置いてそのまま出ていく・・・なんですが、気持ち悪いですよね。
この感じでOk
そのまま退店しても構いません。
お釣りはあるときはどうすればいいの?
ていうかチップはいつ払うの?
クレカの場合は?
などの疑問はこの記事を読んでいただければ解消すると思うので、一度ご覧ください。
関連記事
チップ額をいくらにすればいいか分からない
チップ額がよくわからない
チップは自分の気持ちを具現化したものだよ
チップ煩わしいですよね、僕も最初はそう思っていました、でも
担当スタッフに直接的に感謝を伝える手段だと思ってからはチップは煩わしいものではなくなりました。
昔は、サービス料と称して勝手にチップを含めた伝票を出してくる店が多かったですが
本来のチップの意味を逸脱しているため、最近は客にチップ額を選ばせる本来の形にまた戻ってきています。
子供がジュースをこぼしちゃったけど、嫌な顔一つしないで対応してくれた
しかも代わりのジュースを何も言わなくても持ってきてくれた、みたいなときは多めに払うとか。
従業員からしたら、一生懸命接客したのに、15%では自分の接客が認められなかったって感じてしまうかもしれません。
また高級レストランと大衆レストランではチップ額が変わるのも当然です
高級レストランではきちんとした身だしなみ、所作で高級感を演出してくれています
その労力に対する対価は払う必要があります。
チップは従業員の通知表のような意味もありますから。
良かったと思ったら多めに払って評価してあげる、もちろん悪かったら下げてしまえばいいってのが僕の考え方です。
具体的にいくら払えばいいのかな?
大衆レストランなら15%を基準に、スタッフの接客態度を見て増減させる
高級レストランなら20%を基準に、スタッフの接客態度を見て増減させる
こんな感じで良いと思います。
この動画の8分40秒から伝票を見ながらチップ額を決めてるシーンが確認できます。
ただ、接客が悪かったからってチップを全く払わないのは良くないから10%くらいは払います。
ゼロでも問題ない、という意見もあるそうですが、僕は最低限の仕事はしたという意味で
どんなに態度が悪くても10%は払うようにしています。
つまりチップって答えがない世界なんすよね・・・
接客態度を見て、気持ちよかったら多めに
気分悪かったら少なめにするという感覚で良いかなって思っています。
解説は以上になります
最後に思いっきり余談です。
毎年個人旅行で3週間のハワイ滞在しています
旅行記は動画で作っていますので、よかったらこちらもどうぞ。
ブログの旅行記はこちらです
ブログでは動画の裏話を書いています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ガイドブックには載っていないハワイに関する情報はこちらにまとめてあります
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